その日ホコテンから帰ってきた私は、興奮が続いていた。しかし、他のメンバーの足を極力引っ張らない為に何を練習すべきか、何を研究するべきか全くもって分からない。
と言うか、情報が皆無だった。
と言うか、情報が皆無だった。
当時でも、ダンススクールはあった。
しかし、ジャズダンススタジオでジャズダンサーが教える、今考えるととても見当違いな物。
更に、中学生の私にはスタジオに通うお金もないし、何処で行われているかなどの知識もなかった。
しかし、ジャズダンススタジオでジャズダンサーが教える、今考えるととても見当違いな物。
更に、中学生の私にはスタジオに通うお金もないし、何処で行われているかなどの知識もなかった。
まず試みた事は、ホコテンで見たダンサー達の動きを思い出す。それを手探りで再現。窓に映る自分とにらめっこをしながら、頭の中のイメージと併せてゆく事だった。
ホコテンは週に1回、次の日曜日までに何か出来るようになりたい。仲間に入っていたいという強い気持ちが自分に練習をさせた。
やはり当時、インパクトが強かったのがウェーブ。特にハンドウェーブをとにかく練習。一週間コレばっかり。
やり方も、基本もなーんにも知らないのに、とにかく見た印象を再現する事に全力を尽くした。
やり方も、基本もなーんにも知らないのに、とにかく見た印象を再現する事に全力を尽くした。